「Indeedは無料で求人を出せると聞いたけれど、有料にしないと応募は来ないのでは?」——採用にお金をかけにくい中小企業の経営者から、よくいただく質問です。
結論:無料掲載だけでも応募は来ます。当社(株式会社ENHANCE IT)のIndeed管理画面では、有料オプションを一切使っていない無料掲載の2求人に、合計57名の応募が集まりました。一方で、同じ無料掲載でも応募0名の求人もあります。つまり差を生むのは「有料か無料か」より先に、求人が見られているか・見た人に選ばれているかです。
この記事では、管理画面の実数をそのまま公開したうえで、Indeed公式が案内している無料掲載の仕組みと、無料のまま応募を集めるための考え方を整理します。
最終更新:2026年9月28日
この記事でわかること
- Indeedの無料掲載だけで、実際に何名の応募が来たか(当社管理画面の実数)
- 無料掲載でできること・有料になるタイミング(Indeed公式の案内)
- 同じ無料掲載でも、応募が来る求人と来ない求人に分かれる理由
- 有料オプションを検討する前に確認すべきこと
【実数公開】無料掲載だけで2求人・合計57名が応募した管理画面
以下は、当社がIndeedに掲載している求人の管理画面の数字です(2026年9月28日時点)。応募が集まった2求人は、どちらも「無料掲載」のままで、有料オプションは使っていません。
| 掲載日 | 掲載の種類 | クリック数 | 応募者 | クリックあたりの応募率(当社計算) |
|---|---|---|---|---|
| 2026年8月7日 | 無料掲載 | 300回 | 34名(うち選考待ち19名) | 約11.3% |
| 2026年9月11日 | 無料掲載 | 331回 | 23名(うち選考待ち2名) | 約6.9% |
| 2026年9月4日 | 無料掲載 | 39回 | 0名 | 0% |
| 2026年9月25日 | 無料掲載(掲載3日目) | 51回 | 0名 | —(判断には早い) |
| 2026年9月24日 | ジョブブースト設定(1日10,000円・この時点の合計費用0円) | 0回 | 0名 | — |
出典:当社(株式会社ENHANCE IT)のIndeed採用管理画面/2026年9月28日時点。応募率は「応募者数÷クリック数」で当社が計算したものです。求人ごとに職種・掲載期間が異なるため、単純な優劣の比較ではありません。同等の結果を保証するものではありません。
ポイントは2つです。
- 無料掲載でも、応募は十分に集まる(2求人で57名)
- 同じ無料掲載でも、0名の求人がある(=無料か有料かより、求人そのものの差が大きい)
Indeedの無料掲載とは?公式の案内で確認できること
ここはプラットフォームの仕様なので、当社の感想ではなくIndeed公式の案内に書かれている内容だけをまとめます。仕様は変わることがあるため、掲載前に必ず公式ページで最新情報を確認してください。
| 項目 | 公式の案内(要旨) |
|---|---|
| 費用がかかるタイミング | 有料になるのは「スポンサー求人」という有料オプションを使ったときのみ。直接投稿での掲載は無料 |
| 掲載までの時間 | 審査は通常数時間〜最大72時間 |
| 無料でできること | 求人の投稿、内容の変更(何度でも)、Indeed内の企業ページ作成、応募者管理 |
| 無料掲載の表示期間 | ヘルプ記事では、日本を含む一部の国で無料掲載は最長120日間表示されると案内(同記事には日本で一部変更が進んでいる旨の注記もあるため、最新の条件は要確認) |
| 掲載基準の例 | 「1職種・1勤務地」が原則。勤務地・職種名・応募条件・給与体系などを明記。年齢・性別・国籍などによる制限は不可。頻繁な再投稿も禁止 |
出典:Indeed「無料掲載の仕組み」/Indeed ヘルプ「求人の無料掲載に関するポリシー」/Indeed「掲載基準」(いずれも2026年9月28日確認)
掲載基準を満たしていないと、そもそも検索結果に出ません。応募が0名のときは、原稿を直す前に「掲載基準に引っかかっていないか」「検索結果に出ているか」を先に確認するのが順番です。
無料でも応募が来る求人と、来ない求人は何が違うのか
上の表を「1日あたりのクリック数」に直すと、差がはっきり見えます(掲載日から2026年9月28日までの日数で当社が計算)。
| 掲載日 | 掲載日数(概算) | 1日あたりクリック | 応募 |
|---|---|---|---|
| 9月11日 | 17日 | 約19回 | 23名 |
| 8月7日 | 52日 | 約6回 | 34名 |
| 9月4日 | 24日 | 約2回 | 0名 |
| 9月25日 | 3日 | 約17回 | 0名(まだ判断しない) |
応募0名の9月4日掲載分は、そもそもクリックされていません(24日で39回)。この場合、求人本文をどれだけ作り込んでも応募は増えません。先に見直すべきは、検索結果の一覧で目に入る職種名・勤務地・給与の見え方です。
逆に、クリックはされているのに応募が少ない場合は、本文(仕事内容・1日の流れ・働く環境)の問題です。「見られていない」のか「見られたうえで選ばれていない」のかで、直す場所がまったく違います。この切り分け方はIndeedで応募が来ない原因の見分け方で、同じ実数を使って詳しく解説しています。
「無料掲載なのに応募が来ない」「どこを直せばいいか分からない」——求人原稿とIndeedの数字の見方は、無料で相談いただけます。
有料オプションを検討する前に確認したい3つのこと
有料オプションが悪いわけではありません。ただ、当社の実数を見る限り、無料のままでも応募は来ています。お金をかける前に、次の3点を確認してください。
- 掲載基準を満たしているか:1職種・1勤務地になっているか、給与や勤務地が明記されているか。
- クリックされているか:掲載から1〜2週間たっても1日あたりのクリックが極端に少ないなら、一覧で見える部分(職種名・給与・勤務地)を先に直す。
- クリック後に応募されているか:クリックはあるのに応募がないなら、本文を直す。ここで広告費を足しても、応募率が低いままなら費用だけが増えます。
なお、当社が9月24日に1日10,000円のジョブブーストを設定した求人は、管理画面上この時点で合計費用0円・クリック0回でした。設定しただけで表示が増えるとは限らないため、有料オプションを使う場合も管理画面で実際の配信状況を確認することをおすすめします。
無料掲載が向いている会社・向いていない会社
| 向いている | 向いていない(別の手段と併用したい) |
|---|---|
| 採用予算をかけにくい中小企業・店舗 | 今週中に必ず何名も採用しなければならない |
| 求人原稿を自分たちで書き直す手間をかけられる | 原稿を出したまま放置してしまう |
| クリック数・応募数を見て改善できる | 数字を見る担当者がいない |
また、応募が来ることと、定着することは別の問題です。採用後のミスマッチが多い場合は、求人媒体だけでなく求人媒体を変えても定着しない会社が見直すべきことや採用ブランディングの始め方もあわせてご覧ください。無料で始められる他の求人媒体についてはエンゲージの費用と使い方で整理しています。
よくある質問
Indeedは無料掲載だけで応募が来ますか?
来ます。当社では有料オプションを使っていない無料掲載の2求人に、合計57名の応募がありました(2026年9月28日時点の管理画面)。ただし同じ無料掲載でも応募0名の求人があり、結果は求人ごとに大きく変わります。
Indeedの無料掲載はいつ有料になりますか?
Indeed公式の案内では、有料になるのは「スポンサー求人」などの有料オプションを使ったときのみで、直接投稿での掲載は無料です。無料掲載の表示期間や件数などの条件は変わることがあるため、最新の条件はIndeed公式ヘルプで確認してください。
無料掲載で応募が来ないとき、まず何を見ればいいですか?
まずクリック数を見ます。クリックが少ないなら検索一覧で見える職種名・給与・勤務地の問題、クリックはあるのに応募がないなら求人本文の問題です。当社の例では、応募0名の求人は24日間で39クリックしかなく、本文以前に見られていない状態でした。
掲載してすぐ応募が来なければ、原稿を書き直すべきですか?
掲載から数日で判断するのは早すぎます。当社の9月25日掲載分は3日で51クリックありましたが、応募はまだ0名です。ある程度クリックが集まるまで待ってから、応募率で判断するのが確実です。
まとめ:無料か有料かより先に「見られているか・選ばれているか」
- Indeedは無料掲載だけでも応募が来る(当社は無料の2求人で合計57名)
- 同じ無料掲載でも応募0名の求人がある。差は有料・無料より、求人の見え方と中身
- クリックが少ない→一覧で見える部分を直す/クリックはあるのに応募がない→本文を直す
- 有料オプションは、この2つを確認してから検討する
当社では、自社の採用で実際に回している求人原稿の作り方・数字の見方をもとに、中小企業の採用と集客の仕組みづくりを支援しています。「無料掲載で応募が来ない」「応募は来るが採用につながらない」といったご相談は、初回無料で承ります。
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